2010-02

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1.17震災の朝に

4時過ぎに起床、寒い。気温は3℃とのこと。14年前のあの日も寒かったはず。

6,400名を超える犠牲者を数えるこの震災には、私もたくさんの記憶があります。

14年前、私は阪大大学院生として在籍していました。
周囲が混乱する中、以前より仕事上の付き合いのあった神戸市保健所の
支援に派遣されたのが震災二日後。中央保健所に入り、救護班の振り分けや
避難所での救護活動にあたる医師・保健師さんなどからの情報を整理する役目。
都合2ヶ月にわたる泊り込みの活動の中で、甚大な被害を受けながらも必死に立ち上がる
人間の強さ、人と人との絆のありがたさ、保健予防活動の大切さを身にしみて理解した
経験でした。

震災からの復興途上で得た教訓は、絶対に風化させてはいけない、忘れては
いけないのだと、強く、強く思います。

私たちの街、東灘区は震災後の人口が4割にもなります。そして、あの日から14年を経過
した今、小学生の子どもたちには震災の記憶がありません。
このような中で、どのように後世に震災を風化させずに伝えていくのか、難しい問題です。

そんなことを考えながら、5時46分、私は区内のある慰霊塔の前に立ちました。
毎年、ここでこの時間を迎えることにしています。いろいろな思いを抱いてろうそくの前で
手を合わせる皆さんにとって、14年経つとはいえ、記憶は薄れてはいないのでしょう。
じっと祈りを捧げる姿は、再び震災を起こすまじ、と訴えているかのようでした。

区内には数箇所の慰霊塔があります。
区民の思いが積もった各所を回ることにしていますが、その中でも強く印象にのこるところがあります。
そこでは、犠牲者の慰霊はのみならず、子どもたちにもしっかりと教訓を伝えたいとの思いから、
毎年この時期に、小学5年生対象に震災経験の語りと防災訓練を行っています。

直接の経験がない子どもたちにしっかりと経験者が語り伝える。大切な世代間の継承だと思います。
こうした取り組みを広くすすめ、「決して震災をおこさない」強い意志を受け継いでいきましょう。

多くの犠牲者の御霊の弔いと、これからの神戸を支える子どもたちのために

10月19日(日) 地域活動は大事

昨日今日は東灘区を駆け回りました。
昨日18日は、区内3カ所で行われた政治報告会に参加。市政・県政・国政のお話を、十分とは言えませんでしたが、お話しすることはできたでしょうか。私の実感としてはそれほど間が開いているような感じがしませんでしたが、皆さんの口をついて出るのは「ひさしぶりやなあ」。
折に触れ自治会等の行事でお会いしたり、議会終了後などに駅頭などで新聞を配布している時にお会いしているものと思っていましたが、実際はなかなかでしたか…。

日頃から、私たち議員は様々な方法で住民の皆さんの多様な意見を得ようと努力しています。
受け身ではなく、広くアンテナを張って住民のニーズを把握する。
やはり、歩くのは基本ですね。

今日、19日は地元を含む数カ所でイベント。5月のだんじり、盆踊りの次は秋祭り。こうしたイベントには多くの団体が参加され、それぞれの活動のPRに努められています。
政治家としての仕事を挙げていくとキリがありませんが、勉強会に顔を出すこと、当局とやりあうこと、机に向かうことも大事ですが、こうやって住民の皆さんが活動をされる現場で得ることもとても多いと感じています。

単なるパフォーマンスではなく、こういう人の集まるところから、政治に生かす有益な意見を伺うこと。いい意味での“地域に根ざした“活動だと、本当に思います。





10月4日(土) お金のために死なないで!

今日は、前からぜひ行きたいと思っていたシンポジウムに参加しました。
兵庫県司法書士会主催の、「自殺総合対策シンポジウム」。

元々、神戸市役所で「予防の医者」をしていた私は、むし歯や歯周病、心臓病などの生活習慣病など、いろいろな「病気」の予防施策を考える仕事をしておりました。
大概の病気は「病気とわかる」病気ですよね、血管がつまるとか、できものができるとか(がん)。

ところが、「うつ病」などの精神科的な病気は、外から見てもなかなかわかりません。
ですから、周囲の理解も得にくい病気なんです。本人はとても辛いのに、周りの人には理解されにくい。
また、現代社会は「ストレス社会」とも呼ばれますが、「うつ病」に悩む人の数はかなり多いと言われています。ある統計によると、一生涯のうちに「うつ病」にかかる人の割合は、6〜7人に一人程度ともいわれています。多いですよね。うつ病は「こころの風邪ひき」とも言われます。決して特別な病気ではなく、誰でもがなる可能性のある病気です。

「見えにくい病」、「ストレス社会に特有の病気」とも言われる「うつ病」対策を、何とか進める手立てはないものかと、市役所にいるときから思っておりました。
今回のシンポ。残念ながら仕事の都合もあり、最初の講演しか聞くことができませんでしたが、とても考えさせるお話でした。

うつ病は自殺の大きな原因のひとつです。最初の講演は、自殺、とりわけ多重債務を苦にされて自殺をされたご遺族の支援と、自殺予防のお話。

「多重債務による自死をなくす会」代表幹事の弘中さん。
弘中さんは、4年前に実母を多重債務を苦にした自殺で亡くされました。ご本人も、当時の配偶者の借金により多重債務に苦しまれた経験があり、リストカットなどを繰り返されたとのこと。当事者だから気持ちが分かるはずなのに、母親の苦しみを分かってあげられなかったと、強い自責の念に今でもかられるそうです。

お話は衝撃的ですが、弘中さんはおっしゃいます。「同情してもらいたくてやっているのではない。同じように苦しむ人の助けになりたいのだ、と」。
2007年3月には、「多重債務による自死をなくす会」を設立。自死遺族支援はもちろんのこと、自死予防活動を進めていこうとされています。

多重債務のみならず、さまざまな理由で自殺を選ぶ方は少なくありません。日本は、年間3万人以上の方が自殺をされている「自殺大国」でもあります。
自殺を考えた時、もしそばに相談できる人がいたら、かなりの方が救われているとも言われます。行政機関としても対策が急務だと思いますが、個人としてできることも多いと思います。

日本人はまだまだ、うつ病や精神疾患に対して強い偏見を持っているように思います。
社会全体でうつ病、そして自殺をなくすために、今できることをやりたい!と強く思いました。

10月3日(金) 家族でお好み!

今日は県庁で午前中に常任委員会。私は今年度の所属は健康福祉常任委員会。

県議会開会中ですから、提出された議案と請願の審査が中心です。各会派ごとに態度表明を行いました。行革プランの実行に伴い、健康福祉関連分野においても様々な変更点が生じます。

例えば、県庁の地域支部である「県民局」や教育部門での支部である「教育事務所」の統廃合などは有名ですが、健康福祉部門であれば「健康福祉事務所」再編の問題があります。

古くは「保健所」と言っていたこの事務所。行革による見直しにより、スリム化が図られ、統合や廃止などの検討が行われています。

私は元々神戸市の保健所の予防専門の歯医者。何よりも予防が大事!ということを身にしみて分かっていますから、なんとしても「保健所」の重要性を主張したい。しかし、巨額累積赤字の処理のために、いわゆる「聖域無き行財政改革」を主張する意見は多数。

私は、予防への投資が結果として医療費支出を下げること!をライフワークとして実証しながら、これからも「保健所」を守るために意見し続けます。

夜、珍しく、本当に珍しく家族四人で外食。近所のお好み焼きやさん。普段、地域活動や政治の勉強ばかりで、私は自分の二人の子どもたちとの時間がほとんどもてません。

いわゆる「良いお父さん」では全くありません。

夏休みは毎年家族で旅行、などとおっしゃる一部の議員さんたちのお話は私には夢物語。地域は広く、私に与えられた時間は短い。何とかして住民の声を拾い上げたい、との思いから、どうしても家族を犠牲にしてしまいます。反省。

そんなわけで、子どもたちは大喜び。鉄板を囲んでカウンターだけの9席ほどのお店ですが、そのうち4席をわが家で独占。小学校3年生の長男は、一時期「お好み焼きやさんになりたい」とゆうとりまして、張り切ってコテを握っておりました。

おばちゃんのつくってくれる惣菜と、そばやき、豚焼き、ミックス焼きを堪能し、「やっぱりパパと食べるとおいしいね」なんて言われてしまうと、ついほろりときます。

カミさんにも迷惑かけまくりです。
最初の選挙、平成15年の初選挙は子どもが2歳と4歳。自分の家のことを顧みずに国のことなんて、という妻を説き伏せてのどたばたの選挙とその後の4年。さんざん迷惑かけました。いや、かけてます、でした。

おばちゃんのつくってくれる、ソースのきいたおいしいそば焼きをすすりながら、子どもと妻の笑顔を見つめつつ、自省するのでありました。

帰り際、子どもが一言「また来ようね」。
ああ、いつかきっとね。

9月30日(火) 二度目の議会質問で「吠える」!

昨年6月以来、2度目の議会質問を行ないました。

この日のために、直前1週間はほとんど眠らず、県庁に缶詰状態で準備と練習。まだまだ未熟ではありますが、県民の皆さんの思いに応えようと必死にやりました。

詳しくは県議会ライブ放映で。http://www.hyogokengikai.jp/broadcast/rokuga200809.html 

内容をかいつまんで報告します。

1.医師不足対策
Q)長く続く国の医療費抑制政策と医師数抑制、そして新臨床研修医制度の開始によって、地方のみならず都市部でも医師不足が生じ、閉鎖する病棟が続出している。

本県でも特に丹波・但馬地域において医師不足が顕著で、医療崩壊が進んでいる。長期的・安定的に必要な医師数を確保するため、具体的な対策を講ずる必要があると思われるが、どうか。

回答)県では、医師会の協力を得て「ドクターバンク」の設置や、「女性医師が働きやすい職場環境の整備」などの対策を講じてきた。更なる対策として、病院での臨床研修内容の充実や、医学生を対象とした奨学金の充実など、医師にとって魅力ある県立病院の態勢をつくるために努力を続ける。

2.赤字経営に苦しむ県立病院経営改善
Q)現在12ある県立病院群の2007年度決算は45億円の赤字、類型では769億円もの赤字を出している。
赤字の主要原因は二つ、病院建設時の過大なイニシャルコストと民間に比べて高すぎる人件費。
適切な建設コストと人件費の設定をすべきと考えるがどうか。

回答)公的病院等の建設には、民間と比べて特殊な先端機器等も必要とされるため、必ずしも同じ基準で考えることは適切とはいえないが、過大な算定を行なわないよう努めたい。また、人件費についても、年功序列制度の見直しなど適切な対処を講じ、過度にならぬよう努力する。

3.歯科保健活動の推進
Q)歯科医師会の主導によって「8020実績調査」が行なわれた本県では、今年度より「8020運動推進協議会」を立ち上げたが、新潟県ではすでに「歯科保健条例」が制定されるなど、遅れを取っている。協議会をしっかりと活用し、県民の健康増進のために、早期の歯科保健条例策定にむけて努力するべきと思うがどうか。

回答)条例については、協議会を活用しきちんと議論をすすめていきたい。

4.視覚・聴覚・言語に重複して障害をもつ重複障害者の救済について
Q)阪神淡路大震災まで行政として手付かずであった、重複障害者への対策を充実させるとともに、こうした、行政のセーフティーネットの枠組みから抜け落ちる可能性のある県民を出さぬような態勢の構築について伺いたい。
また、県立聴覚障害者情報センターのように、非営利で運営を委託しているような団体に対する「指定管理者制度」のあり方をきちんと見直し、行政からの一方的なコスト削減を押し付けないようにしてもらいたい。

回答)確かに大震災時点では把握できていなかったが、平成17年度にデータネットワークを構築し、現在では改善されている。
今後、抜け落ちる対象者が出ないように気をつけて運営していきたい。指定管理者制度の運用には注意し、適切な委託料の設定を心がけたい。

5.兵庫県の対外戦略とアジア圏域での交流拡大
Q)日本の農林水産物品は、少々高いけれども質がよく安全なため、国内消費でも見直され、また特に近隣のアジアマーケットにおいて、非常に注目されている。
県内の中小企業が中心となっている、うした農林水産製品のアジアマーケットへの進出を後押しするための、一層の振興策と抜本的な海外戦略の見直しについて伺う。
また、あわせて、文化や留学生交流、ツーリズムの足がかりとなる現地事務所の活用について、考え方を伺う。

回答)兵庫県では2004年に「兵庫国際新戦略懇話会報告」が出されており、その中でアジアに重点を置いた基本理念を掲げている。海外事務所の有効性を考慮するとともに、意味のある形でのアジア戦略を進めていきたい。

6.北神急行電鉄の支援
Q)1988年に開通した北神急行は、巨額の建設費負担と旅客数の低迷により累積赤字が増大している。兵庫県・神戸市による支援を継続してきたが、来年3月で運賃低減補助は打ち切りとなっており、値上げの不安がある。
支援を継続するかどうか、伺いたい。

回答)今だ関係者間で協議を続けているが、できるだけ支援を継続する方向で検討をすすめたい。

7.公職選挙法違反の取締りについて
Q)議員一同が公職選挙法を遵守し、清く正しい選挙を実践するための環境整備と、県警の取締方針について伺いたい。

回答)個別事例についての判断はケースごとにきちんと行なう。候補者の自覚に基づいた正しい選挙運動の実践をお願いしたい。

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